鹿児島のナイトプールはアートホテルが穴場|泊まって分かった楽しみ方と注意点

最終更新:2026年8月

「鹿児島にナイトプールなんてあるの?」——ありました

ナイトプールと聞くと、東京や大阪の話だと思っていませんか。僕もそう思っていました。ところが鹿児島市内、それも中心部から車ですぐの場所に、ちゃんとあるんです。

先日、アートホテル鹿児島に泊まって、ガーデンプールのナイトプールに行ってきました。結論から言うと、めちゃくちゃ良かったです。ヤシの木、ライトアップ、プールサイドのカクテル。ここが鹿児島だということを、少しの間わすれます。

この記事では、実際に泊まって体験したことを、良かったところも正直なデメリットも含めて書いていきます。

この記事でわかること

夜のアートホテル鹿児島のガーデンプールサイド。ライトアップされたヤシの木と白いテーブル、奥にART HOTEL KAGOSHIMAのネオンサイン

▲ 夜のプールサイド。ヤシの木がライトアップされて、南国のリゾートみたいな空気になります

1. 営業時間と料金|宿泊者は1,000円で入れます

アートホテル鹿児島は、鴨池新町にある桜島ビューのホテルです。夏のあいだだけ、屋外のガーデンプールがオープンします。

2026年の営業情報

  • 営業期間:2026年7月18日(土)〜9月27日(日)
  • デイプール:9:00〜18:30(最終受付17:30)
  • ナイトプール:19:00〜22:00(最終受付20:00)
  • デイプール料金:宿泊者は無料/ビジター大人1,000円・小学生500円・未就学児無料
  • ナイトプール料金:宿泊者 大人1,000円・小学生500円/ビジター 大人2,000円・小学生1,000円
  • 住所:鹿児島市鴨池新町22-1(TEL 099-257-2411)

ポイントは宿泊すればナイトプールが半額になることです。ビジターだとふたりで4,000円かかるところ、泊まれば2,000円。宿泊プランによってはナイトプール券が付いてくることもあるので、予約するときに見比べてみてください。

予約するなら、まず公式サイトを見てください

ここは声を大にして言いたいところです。僕がいろいろ見比べたかぎりでは、大手の予約サイトより公式サイトのほうが安く泊まれました。ナイトプール券がついた宿泊プランも、公式のほうが探しやすいです。

さらに公式には、無料の会員プログラム「GoTo Pass」があります。入会費も年会費もかかりません。それでいて館内のレストランや売店が5%OFF、宿泊でポイントも貯まります。アーリーチェックインの特典もつきます。

予約サイトのポイント還元やセールが効く時期もあるので、絶対とは言いきれません。それでも最初に開くのは公式サイト、これで間違いないと思います。

9月に入るとナイトプールは休みの日が増えます。火曜〜木曜あたりが休みになりやすいので、9月に行くなら公式サイトで営業日を確認してからのほうが安全です。悪天候の日も中止になります。

2. 少し寒い夜でも大丈夫だった理由

僕が泊まった日は、夜になると少し肌寒いくらいの気温でした。正直「これ、プールに入って寒くないかな」と心配していました。

結果から言うと、まったく問題なしでした。理由はシンプルで、プールのそばにスパ(温かいお湯)があるからです。泳いで冷えたら温まる、温まったらまた入る。この往復がとにかく気持ちいい。むしろ少し涼しいくらいのほうが、温かいお湯のありがたみが増します。

お盆の時期だったこともあってか、宿泊客は家族連れが多めでした。ただカップルもけっこう多くて、ふたりで来ても浮くことはありません。閉まる22時ぎりぎりまで、お客さんはずっといました。にぎやかすぎず、静かすぎず、ちょうどいい人の入りです。

3. プールサイドのお酒とフードが本気だった

ここ、ちゃんとリゾートしています。プールサイドで注文できるフードとドリンクのメニューが、想像よりずっと本格的でした。

アートホテル鹿児島のプールサイドのフードメニューとドリンクメニューの案内ボード

▲ プールサイドのメニューボード。ビール800円、モヒート1,000円と、ホテルのプールとしては良心的です

ドリンクは、生ビール(アサヒスーパードライ)800円、ハイボール700円、焼酎ソーダ割り700円。カクテルはレモンサワー700円、シャンディーガフ800円、モヒートとブルーハワイが1,000円。ノンアルコールカクテルは各600円、ジュース類は各500円です。

フードは、フランクフルト400円、フライドポテト&オニオンリング800円から。ピッツァマルゲリータとフライドチキン&ポテトが各1,000円、バターチキンカレーが1,200円です。青やピンクの「モンスタードーナツ」が300円というのも、写真映え狙いには面白い一品です。

そして正直に言うと、プールで飲むお酒は、なぜかいつもよりおいしいです。ライトアップされた水面を眺めながらのビールは、味というより体験の勝利という感じがします。ぬるい風とヤシの木のシルエット、これはずるい。

※お酒を飲んだあとの遊泳は控えるようにと案内が出ています。飲むなら泳ぎ終わってから、が安心です。

4. 運が良ければ、大隅半島の花火が見える

これは完全に運ですが、僕が行った日は錦江湾の向こう、大隅半島のほうで花火が上がっていました。プールサイドから、対岸の街の灯りの上に、ぽんと赤い花が咲くのが見えます。

アートホテル鹿児島のプールサイドから見えた、錦江湾の対岸に上がる赤い花火と街の灯り

▲ 対岸に上がった花火。かなり遠いので小さいですが、これが見えた時のふたりのテンションは相当なものでした

写真のとおり距離があるので、大きくは見えません。でも「あ、花火」と気づいた瞬間の、あの声が揃う感じ。デート中の小さなサプライズとしては、なかなか強いです。

夏場は大隅側でも花火大会がぽつぽつあります。日程を調べてから泊まる日を決めると、当たる確率は上げられそうです。

5. 正直なデメリットと注意点

良かったところばかり書いてきたので、気になった点も正直に書いておきます。

自販機は少し高め。ペットボトルは持参が正解

プールサイドの自販機は、コンビニより少し高めの値段設定です。600mlの水で210円、お茶が230〜240円、スポーツドリンクが270円くらい。1本なら気になりませんが、夏のプールは思った以上に喉が渇きます。

プールサイドの自動販売機。600mlの水が210円、お茶が230円から240円などの価格表示

▲ 自販機のラインナップ。水210円、缶コーヒー150円〜。高すぎはしませんが、まとめ買いには向きません

持ち込みはペットボトルで。ビン・缶はNG

水分補給用のドリンクは持ち込んだほうが安上がりです。ただしビンや缶は持ち込みできません。プールサイドで割れると危ないので当然ですね。持っていくならペットボトル一択です。

夜は意外と冷える

8月でも、夜のプールサイドは風で体が冷えます。バスタオルは多めに、はおれるものが1枚あると快適さがぜんぜん違います。スパがあるとはいえ、上がったあとの用意は大事です。

※持ち込みルールや設備は変更されることがあります。心配な場合は予約時にホテルへ確認してください。

6. 翌朝のごほうびは、桜島と朝ごはん

ナイトプールだけでも十分満足だったのですが、このホテルは朝がもうひとつのハイライトでした。

アートホテル鹿児島の客室から見た明け方の桜島。朝焼けの空と錦江湾、手前にヨットハーバー

▲ 客室から見た明け方の桜島。空が焼けて、海がオレンジに染まります。これは早起きした人だけのごほうびです

桜島ビューの部屋なら、カーテンを開けた瞬間にこれです。錦江湾の向こうに桜島がどんと構えていて、朝焼けの雲が広がっていく。手前のヨットハーバーもいい味を出しています。ふたりで無言になる時間があってもいい、そういう景色です。

アートホテル鹿児島の朝食ビュッフェ。ソーセージやベーコン、スクランブルエッグ、煮物と、大盛りのサラダ

▲ 朝食ビュッフェ。ソーセージにベーコン、スクランブルエッグ、煮物。サラダを山盛りにできるのが地味にうれしいところです

朝食はビュッフェです。定番はひととおり揃っていて、サラダをこれでもかと盛れるのがありがたい。前の晩にプールで動いているぶん、朝ごはんのおいしさが増している気もします。

7. デートスポットとしてどうなのか

結論、かなりの穴場だと思います

鹿児島のデートというと、天文館か中央駅か、水族館か。どうしても定番のローテーションになりがちです。そこに「今週末ナイトプール行かない?」を混ぜられるのは、単純に強い。相手からすると予想外の選択肢になります。

アートホテル鹿児島のエントランスに掲げられた ART HOTEL KAGOSHIMA のサイン

▲ ホテルのサイン。市街地から近いのに、一歩入ると空気が変わります

写真の面でも優秀です。ライトアップされたヤシの木、光る水面、ネオンのホテルサイン。鹿児島っぽくない絵が撮れるので、インスタに上げると「どこ?」と聞かれるタイプの写真になります。

ハードルは水着です。いきなり誘うには少し重いので、付き合ってからの記念日や、夏の思い出づくりの1泊に向いています。まだそこまでの関係でないなら、水着のいらないデートから始めるのが無難です。夏の屋内デートスポット7選や、雨の日デートスポット7選あたりが手堅い選択肢になります。

よくある質問

Q. 泊まらなくてもナイトプールだけ利用できますか?

A. できます。ビジター料金は大人2,000円・小学生1,000円です。ただし宿泊者は大人1,000円なので、ふたりなら泊まったほうが差額は小さくなります。翌朝の桜島も込みで考えると、1泊する価値は十分あります。

Q. 予約はどこからするのが安いですか?

A. 僕が比べたときは公式サイトがいちばん安かったです。ナイトプール券つきのプランも公式が探しやすく、無料の会員プログラムに入れば館内5%OFFやポイントも付きます。予約サイトのセール時期は逆転することもあるので、公式を基準に見比べてみてください。

Q. カップルだけだと浮きませんか?

A. 浮きません。僕が行った日は家族連れが多めでしたが、カップルもそれなりにいました。22時の終了までお客さんが途切れなかったので、ふたりきりで気まずくなるような静けさとも無縁です。

Q. 何を持っていけばいいですか?

A. 水着とバスタオル(多め)、ペットボトルの飲みもの、はおれる上着。この4つがあれば快適です。ビン・缶は持ち込めないので、飲みものはペットボトルで用意してください。

Q. 花火は毎日見えますか?

A. いいえ、たまたまです。対岸の大隅半島で花火が上がった日にだけ見えます。夏の花火大会の日程を調べてから予約日を決めると、当たる可能性は上がります。

まとめ:鹿児島の夏に、こんな夜があってもいい

鹿児島の夏は暑くて、正直しんどい日も多いです。でも日が落ちてからのこの時間だけは、暑さも含めて夏でよかったと思えました。定番デートに少し飽きてきたふたりに、そっとおすすめしたい場所です。

※本記事は2026年8月時点の訪問と公開情報をもとに作成しています。営業期間・時間・料金・ルールは変更される場合があるため、おでかけ前に公式サイトで最新情報をご確認ください。